2010年4月24日土曜日

株を守るの類


今日は久々休日の出勤です☆
朝から珍しく電話もなく静かな事務所の中黙々と仕事ができました♪
最近ちょっとバタバタでおろそかになっていたデスク整理をきっちりできたということで、気分はすっきりです。
滋賀県の新店舗もいよいよ残すところオープンまであと4日☆
全然実感がないのと、ホントに準備できてるんか?って不安感MAXですが、毎度のことなのでなんとか間に合わせます。やっぱりオープンというのは何度経験しても、簡単なことではないですし、その状況状況で全く違うので大変です。3店舗目のときから数えるとかれこれもう40店舗弱の出店経験というところですが、それでもまだまだ完璧とはいきません。
たぶんこの先何店舗立ち上げたとしても100%にはならないと思いますが、そこが楽しくもあり向上心が途切れない僕のやりがいなのかなぁと思います。
新しいお店は、ターゲット層、立地場所、内装、メニュー、そして人が全て重なって初めていいものになります。イメージで言えば相乗効果のあるきれいな回り続ける「円」みたいなものです☆
自然な流れを感じ、そのまま加速させていく。

それが、難しくもあり楽しくもある商売というものなんでしょうか♪♪
ある意味マニアックな感じですが、これからもいろんなエリアでいろんな形の「円」を描いていけたらと思います☆

ということで今日の勉強は、お店にとっても基本中の基本。

「株を守るの類なり」
(本文引用)
宋(そう)の国のある農民が野良に出て働いていると、目の前に兎(うさぎ)が跳んで来て、偶然そこにあった切り株に頭をぶつけて死んでしまった。その農民は、労せずして兎を手に入れたわけである。
これはもうかった、いいことを知ったと、その日以降スキを放りだして、連日、株の前でじっと兎がやって来るのを待っていたが、いつまで待っても兎は来なかった。結局彼は、国じゅうの笑い者になったという。

「待ちぼうけ、待ちぼうけ、ある日せっせと野良かせぎ・・・・」と、日本では北原白秋の歌で知られるこのエピソードは、一度よいことに出会うと、二度、三度と同じことを期待して、融通がきかず、変化に対応できないことの愚かさを指摘しているのである。伝統や既成概念に引きずられて変化を嫌う者はみな、この「株を守るの類」といえなくもない。
(ここまで)

これを僕の感じに書きなおすと、

「過去にあったよかったことなんて、そうそう何度もあることではない。
そんなことよりこれから先に待つよいことをいかに吸収できる自分になれるかが、いま一番に考えなければならないことである。」

ということです。
自分も含め直営全社員とっても以前勉強した「過去の功績も終わったこととして自分に吸収し、次の功績を残しにかかる」のも同じことで、大切なのはこれからどうあるかということなんでしょうね☆  ゆうすけ