2010年4月16日金曜日
ぼやかし度合
政治のことは恥ずかしながらよく分りません。
ただ、どんなニュアンスでもとれるコメントしかせず、達成出来なければ「度合い」を理由にする政治家はよくないと思います。「聞く人の判断によるところ」は理解してない人にはよくわからないし、大事なことの重みも重くなくせるからです。
会議に参加しないとか、ごまかす感じとか見てていいものではないんだと思います。
政治の仕組み上、変化する状況上そうならざるをえないのかよく分りませんが、「一つのテーマに関して話す中で、遠まわしで、核心にせまらない会議に意味はあるのか?」と感じます。
ってよく分からないのにいっちょ前に政治を書きましたが、
大人になってそこそこ賢くなって「ぼやかし度合」を使う人が多いように感じます。
どうとでもとれる言い方は、結局責任逃避と変わらないような気がします。
なかなか「こーなんだ!!!」と答えるのは難しく責任がかかればかかるほど逃げたくなるものだと思いますが、できる限り逃げずに有言実行を目指していけたらと思います♪
ということで今日の勉強
「小利を顧みるは則ち大利の残なり」
(本文引用)
晋が虢(かく)を攻略したときのことである。虢に攻め入るには、虢の隣国、虞(ぐ)を通過しなければならない。そこで晋王は、貴重な駿馬(しゅんめ)と玉(ぎょく)を虞公に贈って虞の国内を通過する許可を求める。虞の重臣たちは、「もし、虞ともちつもたれつの関係にある虢が滅びれば、虞も同様の運命を歩むことになるだろう。晋の贈り物は受け取るべきでない」と虞公に進言するが、駿馬と玉に目がくらんだ虞公は聞く耳をもたず、晋軍の通過を許してしまう。おかげで晋はたやすく虢を攻略する。だが、それからわずか三年後に、虞もまた晋によって滅ぼされてしまう。
(ここまで)
サブタイトルは『「目前の利」の代償は高い』ということですが、なんとなく今の政治にも通づるところはあるんでしょね。
物事の真意、本質を見極めた上で「利」ととるか「損」ととるかを判断していけたらです♪♪ ゆうすけ