2014年12月15日月曜日
開業資金④
みなさんお疲れ様です☆
開業資金について解説してきましたこの
シリーズ今回が4回目となります。
前回までは、開業資金の内容についてお話し
してきましたが、今回はその資金をどうやって
用意するかについて解説します☆
用意する方法は2つあって、一つは 「全額自分で貯める」で、もう一つは 「誰かに借りる」
になりますが、1千万以上のお金を自分で貯めるってのは現実的に難しいと思うので、借り
るの方について説明したいと思います。
一口に 「借りる」 と言っても、友人から借りる、親から借りる、金融機関から借りるなど様々
ですが、一番多いのは 「金融機関から借りる」 だと思います。
金融機関はおもに銀行ですが、個人で初めて事業をする人が銀行から融資を受けるのは
正直厳しいと思います。
そこで、多くの人は、公的機関でもあり、比較的融資条件の幅がある 「日本政策金融公庫」
などの創業融資を申し込みすることになると思います。
では、政策金融公庫などの金融機関に融資の申し込みをする場合、どうすればいいのか?
申込みに必要なものは、大きく分けると、①自己資金、②創業計画書、③費用の明細書、
になると思います。
①の自己資金ですが、よく言われるのが、「資金総額の3分の1」 です。もし総額が1千万
円なら最低でも330万円以上は自己資金が必要になります。
この自己資金は自分で用意するんですが、貯めた過程もチェックされるんで、どこからか持
ってきた様なお金は自己資金として認められません。
大金掛けて事業を始めるんで自己資金ぐらいは自分の力で貯めて下さいってことだと思い
ます。
②の創業計画書は、これからあなたが始める事業について金融機関に説明する資料になり
ます。
設備にどれくらい掛かって、最初の月はこれくらいの売り上げで、何か月後にはこれくらい売
り上げが伸びています・・・・・といった具体的な計画を立てる必要があります。
③の費用の明細ですが、開業に掛かる費用のわかる、契約書、業者の出した見積書などで、
合計して費用総額になるものが必要です。
上記の様な物を用意して申し込みをするんですが、書類だけで融資の審査が終わるわけで
はなく、「面接」といって、融資担当者の方と面談して質問に答えるといったことが行われます。
この面接が結構大きくて、そこで自分の事業についてしっかり説明できないと、融資を断られる
なんてことにもなったりします。
金融機関の担当者さんも、最終的には 「 人 」をみるってことですね。
この面接が終り、審査が行われ、融資が可能か判断されます。
融資の決定がされて実際に実行されれば、めでたく出店ができるってことですね♪
4回に渡って解説してきましたが、どうでした?
今回は、あくまでも個人の方が自力で開業するって設定で解説してきましたが、結構大変です
よね。
大変でも全部自分でやりたいって方は挑戦してみてもいいと思いますが、もし難しそうだと思っ
た方は、お気軽にお問い合わせください(笑)
↓ ↓ ↓ ↓
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また今度は違うテーマで解説したいと思います☆
おしまい
フミヤ